本当に嫌ですね。
ぎっくり腰だけは。
これは、経験した人しかわからない痛みですね。
ひどくなると息をするだけでも苦しくなるので本当に要注意です。
二度と経験したくないものです。
今回は、腰がギクッときたときにする3つの治し方と私自身が治した1つの秘策を書きたいと思います。
たいていのぎっくり腰は、3つの治し方で良くなると思いますが、長引く場合やひどくなってしまった場合は、1つの秘策を試してみる価値はあると思います。
私は、長引くひどいぎっくり腰をその荒治療で一発で治しました。
それはそれは、すご技ですので最後に見ていきましょう。
3つの治し方
軽いぎっくり腰の場合、次の3つのストレッチで徐々に治っていきます。膝倒しストレッチ

まず上の写真のように寝転んで膝を立てます。
そのまま下の写真のように両膝を揃えたまま左右に倒します。

左右に無理のない程度に20秒ほどゆっくりと腰を伸ばしていきます。
ゆっくりと呼吸をしていきます。
左右に3セット行います。
痛みを感じる場合は、決して無理をせず、気持ちよく感じる程度で行います。
腰を伸ばすストレッチ

上の写真のようなポーズを取ります。
そのまま下の写真のように腰から背中にかけて反るように伸ばしていきます。

これもゆっくりと呼吸をしながら、20秒ほどかけて無理のない程度で伸ばしていきます。
痛みを生じる場合は、決して無理をせずに気持ちの良い程度で3セット行いましょう。
腸腰筋のストレッチ
インナーマッスルと呼ばれる腸腰筋を伸ばすストレッチを行います。
この腸腰筋が縮んでしまっている場合、腰痛を起こします。
やり方は、下の写真のようにして腸腰筋をゆっくりと無理ない程度に伸ばしていきます。

これも20秒ほど3セット行います。
この3種類のストレッチを4、5日行うと軽いぎっくり腰なら徐々に良くなっていきます。
ぎっくり腰になる理由
3つのストレッチで軽いぎっくり腰なら十分良くなっていくと思いますが、この嫌な腰の不快な症状を二度と起きないように、ぎっくり腰になる理由についても押さえておきましょう。ぎっくり腰は、なった人の数だけ原因があると言われています。
さまざまな要因が考えられるのですが、私の場合、検査をしても椎間板や神経に異常が見られませんでした。
たいていのぎっくり腰は、主に3つの理由が考えられます。
①筋肉の慢性的な疲労
ぎっくり腰は急に痛みが走りますが、実は、慢性的な疲労により起こる場合が多いのです。
少しずつに溜め込んだ筋肉疲労が、ある時に限界を超えて、急に痛みを発症しているのです。
いつも中腰で荷物を持っていても、どうもなかったのに急にぎっくり腰を発症してしまうのは、この理由からです。
②筋肉の緊張過多
立ち続けていたり、座り続けていたりして、長時間限られた姿勢でいることで、筋肉が固まってしまい柔軟性が失われ腰痛につながることが考えられます。
限られた筋肉だけに負荷がかかり、何かの動作に移る際、急に筋肉が捻じれてしまいぎっくり腰になるのです。
③瞬間的に負荷がかかった場合
不意に腰を捻じったり、急に体制を入れ替えたりする際にぎっくり腰を生じる場合があります。
急な障害物をよけようとしたり、急に人が突進してきたりした際によけようとした際に起こります。
筋肉が急に捻じられてしまったことが原因として上げられます。

1つのの秘策
今から紹介する秘策は、私が急激なぎっくり腰に見舞われ、息もするのも苦しかったひどいぎっくり腰を一瞬で治した秘策です。そのひどかったぎっくり腰の発症から完治するまでの経過を書いていきます。
それは、外回りの営業マンをしている時でした。
毎日毎日何キロ歩いたでしょうか?
どれだけの階段を上り下りしたでしょうか?
それもお客様との商談をしながら、1件1件回りながら毎日毎日歩き続けていたある日、腰がギクッと激痛といやな予感が脳裏をよぎった瞬間からぎっくり腰になってしまいました。
その後、よちよち歩きしかできない状態で息をするのも苦しい状態のまま、針治療をしながら2週間の日が過ぎようとしたときでした。
昔お世話になった治療科の先生から別件でお電話をいただき、その際ひどいぎっくり腰のことを伝えました。
すると驚くことを言われました。
「400メートル全力疾走しなさい。」
いやぁー言われた時は、本当にびっくり!しました。
なにしろ動けないのですから。
なにしろ呼吸をするのも苦しいのですから。
「先生 走れる状態ではありません。」
「無理です。」
ととっさに言ったのを覚えています。
先生は、「いいから腿をあげて全力で走りなさい。」
「筋肉が偏ってしまっているから、全力疾走で走ってびっくり化現象を体に起こして元の筋肉の状態に戻すのです。」と言われました。
400メートル走れたかどうかはわかりませんが、決意して気合を入れて腿を高く上げて走りました。
とすると嘘のように今まで動くことすら苦労したぎっくり腰が治ってしまいました。
今まで息をするのも苦しかったぎっくり腰が治ったのです。
腰回りの筋肉が収縮していたのが良くわかりました。
筋肉が急激な収縮具合から解放されました。
その後、筋肉が収縮していたためジワーとする痛みは残りましたが、動けるようになりました。

これは、私の体験記です。
理にかなっているとは思いますが、される場合は自己責任でお願い致します。
なにしろ私自身もびっくりした経験で、どの方もこの方法でいいかどうかは責任を負いかねるからです。
その後偏った筋肉のズレを治すために温かいお風呂でよくつかり、筋肉を伸ばして治しました。
まとめ
ぎっくり腰は、本当に厄介なものですので、ひどくなる前に治しておきたいものです。軽いぎっくり腰でしたら、3つのストレッチで充分回復していくと思います。
ひどいぎっくり腰に見舞われた場合は、無理にはお勧めできませんが、私が体験した方法も選択肢の一つとして考えるのもいいかと思います。
私はこの方法で治りましたが、ただくれぐれも自己責任でお願い致します。
ひどい場合は、医療機関で見てもらうことも1つの方法ですね。