知っているっていいね

日常生活で「知ってるって、いいね!」って思うことを書いていきます。

生き方

アドラー心理学の課題の分離で人生が変わる【わかりやすく解説】  

投稿日:2020年6月17日 更新日:

アドラー心理学は、難しいって言われますよね



そんなことはありません。



一つずつ、丁寧に解釈していけば、これほど人生が楽になるものはありません。




人生を生きにくくしているのは何か?




人間関係ですね。




人は皆、生まれてから人間関係に疲れてしまっているのです。




逆説的に言うと、人間関係に疲れていない人は、幸福な人生を歩んでいると言えるのです。




今回紹介する、アドラー心理学の課題の分離をマスターすれば、




今まで人生を生きづらくさせていた対人関係を楽にし、




自分の人生を生きることができるようになります。




さあ、今日から自分の人生を生きて、輝いた人生を送りましょう。


スポンサー広告


アドラー心理学とは




自己啓発や心理学の書籍として、よく売れているのがアドラー心理学の本です。



日本で200万部、海外では400万部、アマゾンレビューでは2400件と、莫大な数字を出しています。



心理学の3大巨匠は、フロイト、ユング、アドラーと言われています。





アドラー心理学は、哲人と青年の会話形式で書かれています。



非常に難易度の高い書籍なので、素直に真意をくみ取りながら、



読んでいかないと、なかなか理解できないものです。





ですが、しっかりと本意を理解しながら読んでいくと、



ある時から、哲人の気持ちになり、青年に諭したくなるのが、面白いところです。




非常に読みづらい本なので、今回はうまく噛み砕いて、説明したいと思います。




すべての悩みは対人関係




アドラー心理学では、だいたいがあなたの課題ではない、だから世界はシンプル、と定義しています。




すべての悩みは、対人関係とし、誰も幸福になれる、と締めくくっています。





我が身を振り返ってみてもそうですよね、



生まれてから、親との人間関係、兄弟、近所の友達、学校の先生、・・・・。



その人との間で、摩擦や葛藤もあり、生きやすさや生きにくさが生まれてきます。





アドラー心理学では、トラウマも否定して、怒りや劣等感などの負の感情も責任転嫁とし否定しています。




今回は、だいたいがあなたの課題じゃない、世界はシンプル、に沿った、



課題の分離について紹介させて頂きたいと思います。


スポンサー広告



アドラー心理学の課題の分離とは




アドラー先生曰く、課題の分離とは、自分のための人生を生きる指針であり、



健全な人間関係の入り口である、と定義しています。



それでは、課題の分離について、見ていきましょう。




課題の分離とは




自分と他者の課題を分離して、他者の課題を分離し、他者の課題に踏み込まないこと。



また、自分の課題に他者を踏み込まなせない。



完全に自立に方向づいています。




課題が、自分の課題か相手の課題か、の見極め方は、最終的に責任を負うのは誰か、です。


その課題を克服、着手しないで、困るのは誰か、です。



もし、困らないのであれば、相手の課題である訳ですから、サポートはしても、要らぬお世話をしなくてもいいのです。





例えば、よくある話に、子供の勉強についてです。



勉強をしない子供に、「勉強をしなさい。勉強をしなさい。」と言っても、




逆効果です。




子供のためを思って、「勉強しなさい。」と言っているのに、なぜ?



という疑問がおこります。




しかし、それは親のエゴかもしれません。



世間体や見栄、または支配欲からくるものかもしれません。



勉強ができる子の親でありたい、という世間体や見栄、いわゆる、承認欲求、認められたい欲求感からくるものかもしれません。




アドラー心理学は、決して放任主義を勧めているわけではありません。



そうではなく、精一杯のサポートはします。



「お母さんも、子供の頃勉強が嫌いで嫌いで。」



「でも、一生懸命頑張ったことは、その後の人生で随分と役に立っているよ。」



子供が耳を傾けることを言ってあげたり。



楽しんで勉強ができるように、歴史の漫画本や、わかりやすいドリルを買ってあげたり、とサポートはします。



子供を信じて。



もちろん、子供を信じることも、親の課題です。



勉強をやるか、やらないかは、子供の課題です。





ここまで、線を引いていれば、気持ちいいですね。



学校や職場、すべての対人関係において、課題の分離を用いて対応します。





   

課題の分離のメリット




すべての対人関係において、アドラー心理学の課題の分離が役立つ点は、大きく分けて3つあります。

・相手に命令して強制させてしまいがちな時

・相手から見返りを求めてしまう時

・自分に対する人からの評価を気にしてしまう時


・相手に命令して強制させてしまいがちな時



親子の関係や上司と部下の関係が、これに当たります。



子供のためを思って、「勉強しなさい。」と言った場合でも、



本当は、世間体や見栄かもしれません。



「立派に勉強する子供の親」と自分が思われたいのかも知れません。




上司が部下のことを思って、とパワハラまで進んでいくのも、この論理です。




承認欲求からくる支配欲です。




このような時に、課題の分離を明確にしておくと、



良かれと思って、子供を押さえつけたり、



部下を服従させるようなことはしなくなります。





・相手から見返りを求めてしまう時



人は、無意識に相手に見返りを求めてしまうものです。




これだけ愛したから、子供は立派に育ってくれるだろう。


勉強もよくしてくれるだろう。




これだけ仕事を教えたから、部下はしっかり結果を出してくれるだろう。




こんなプレゼントを渡したから、きっと喜んでくれるはずだ。




こんな具合に、人は自分がしたことに対して、結果の見返りを求めています。




子供を愛する、部下に仕事を教える、プレゼントを渡す、は、あなたのタスクです。




しかし、それに対して、子供がどうするか、




部下が仕事を覚えるか、




プレゼントをもらった相手が喜ぶか、は、相手の課題です。





相手の課題について、感情を使い、介入することが、対人関係をややこしくしています。





・自分に対する人からの評価を気にしてしまう時



人は、人から良く思われたいという承認欲求を持っています。




人が自分のことを認めるか認めないかは、他人の課題なのです。



他人の課題に踏み込んで、事を為していくと、




人から褒められるからする、



人から褒められないからしない、




このように、他人のための人生を送るようになります。



自分の本意ではないので、他人の評価に操られた人生になります。



これが、自己破壊に至るのです。




引きこもってしまっている子供と親は、お互いの課題の分離に踏み込んでいるケースが考えられますね。




    

課題の分離ができていないと




アドラー心理学の課題の分離こそが、健全な人間関係の入り口なのです。



これは、親子関係から始まっています。




人には、2つのややこしい習性があります。


・承認欲求

・競争意識


・承認欲求



他人に認められたいという動機から発する行動や心情です。



他人に認められたいという他人の課題を背負うことによって、



他人のための人生を送るようになります。




父親が医者だから、あなたも医者にならなければならない、という親の見栄によって、
なりたくもない医者を目指して、何回も浪人をして、結局、大学に進学できなかった人も、私の友人にいます。



子供がどの道を進むかは、子供の課題です。




親の課題と子供の課題に線を引いて、子供は好きなことをしていれば、こうはならなかったはずです。




子供が他の道で成功しても、親が認めるか認めないかは、親の課題で子供の課題ではないのです。





他人に認められたいという承認欲求を手放すことによって、自分の個性が輝いた人生が送れるようになります。




承認欲求に支配された人生では、個性の輝きがない、消耗的な人生になります。




・競争意識



競争意識という習性が、人の意識をややこしくします。



人が競争意識を持つと、他人より上だと安心。



他人より下だと、不安。



こんな感情を持ちます。



これは、お金という財産だけではなくて、



地位や住んでいる所や、所有している車や家など、多岐に渡ります。





だいたい、他人が自分のことをどう思うかは、他人の課題です。



競争意識を持つと、下であれば恐怖で、



上であれは、安心になり、



その内、傲慢になり、承認欲求に支配されるようになります。



他人に関しては、ただ感謝して、存在を肯定し受け入れていればいいのです。


     

仲間に対する貢献度




アドラー心理学では、共同体感覚と言って、



仲間に貢献できている感覚



これのみが幸福と定義しています。





貢献と言っても、ちょっと注意したいことがあります。



それが承認欲求や競争意識からくる貢献は、要注意です。




    

承認欲求や競争意識からくる貢献とは




承認欲求や競争意識は、人間にプログラミングされている厄介な本能です。



承認欲求からくる貢献とは、条件付きで不自由な貢献です。



見返りを求める貢献です。



ギブ&テイク。



テイクを前提にギブをする、感覚で、何かしら不自由さを感じます。





競争意識からくる貢献とは、



誰それが、世の中や人に貢献しているから、



私もやる。



動機が、不健全です。




   

本当の貢献とは




本当の貢献感とは、無条件で主体的なものなのです。



見返りがあろうがなかろうが、人からどう思われようが、



純粋に素直に貢献したいからする、というものです。



与えたいから与える、



シンプルな思いそのものです。




例え、相手が、受け取らなくても、好意をゴミ箱に捨てても、



与えたいからした、その動機のみが完結している状態です。



それが、本当の貢献であり、本当の幸福です。




    

本当の幸福とは




アドラー心理学の言う、本当の幸福とは、



人間の心の奥底にある、承認欲求や競争意識から解き放たれた状態で、

・自己受容

・他人を信頼する

・共同体感覚で貢献する
上記の3つの状態であることが、本当の幸福と定めています。




自己受容とは、今の自分の状態を受け入れる。



今の自分が100点満点中、60点なら、60点の自分を受け入れてあげる。



むしろ、60点の自分をなだめてあげる。



よくやっていると。




他人を信頼するとは、



無条件で他人を信頼してあげることです。



条件付きではなく、



信頼を無条件で主体的に与えて上げるのです。



やってみると、至福の静寂な心情になります。




共同体感覚で貢献するとは、社会や世の中に、貢献していくことです。



財産を何山も築いた人が、未だに何かをして働いているのは、



今でも、貢献したいと思うからです。



社会をひとつの共同体として、そこにコミットしているのは、



そこに自分の価値を見出せるからです。



今の自分に価値を感じている時こそ、本当の幸福感を感じている状態なのです。



今ここに生きることに完結する、生き方が本当の幸福感と言えます。




まとめ




アドラー心理学では、対人関係がすべての悩みの種と言っています。



地球上で、自分ひとりだと、今抱えている問題はすべて消えますね。




その対人関係を健全にする方法として、



課題の分離を提唱しています。



人の課題に踏み込むから、対人関係が悪くなると。



そして、自分の課題に他人を踏み込ませないと。




課題の線引きは、最終的に責任を負うのは誰か。



責任者は誰て、課題を背負う人は誰か、を明確にして、



人に大きなお世話をしない、させない、ことです。




これにより、人間関係がスムーズになり、一人一人が成長しやすい。





人の課題に踏み込む原因は、人間の持つ承認欲求と競争意識です。



承認欲求と競争意識が、人が幸福に生きることを邪魔していると。




本当の幸福感とは、自己受容し、人を無条件で信頼して、世の中に共同体感覚で貢献することです。



かけがえのない自己を大切にして、今ここに生きる。



自分の課題に没頭する。



これがアドラー心理学の課題の分離の生き方です。

参照記事
自己肯定感を上げると人生が変わった7つの方法【後悔しない人生のために】
スポンサー広告

-生き方

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

未来を変える5つの方法と3つのNG!若者に告ぐ

若い人なら未来を変えたいといつも思っているでしょうね。 今日は、今、50歳になってしまった私が、 20代、30代の頃の自分に向けて書こうと思う。 失敗ばかりの人生だったけど、きっと参考になると思うよ。 …

自己肯定感を上げると人生が変わった7つの方法【後悔しない人生のために】

自己肯定感が低くて、悩んでいる人は大勢いるでしょうね。 現代社会の課題と言っても、いいくらいですね。 自己肯定感が低いと ・なかなか行動できなかったり ・行動に移す前に、悩みこんでしまって、塞ぎこんで …

陰徳を積む本当の意味はコレだ!私が苦労して得たことを公開します

世の中、いい事をしたらいい事が起きるとか、引き寄せの法則とかあるけど、ボクは違うと思うな。 陰徳を積むって言葉は、ものすごく壮厳で威厳があるけど、本当の意味って、みなさんわかってないんじゃないのかなっ …

働きたくない若者を開花させる働き方改革【若人の将来を邪魔しない大人へ】

今、働きたくない若者が多いって言いますよね。 企業も万年人手不足で、「人手不足倒産」というものがあるぐらいで。 企業も、人員不足で困窮している昨今です。 企業も、中途採用で年収1千万円で、募集をかけた …

ストレスの解消法は簡単!自分が悪いと思えば消える

皆さん、日常生活の中でストレスって感じますよね。 ほとんどが人間関係の摩擦から生じてくるものだと思いますが。 ストレスで健康を損ねたり、元気がなくなったり、うつ病になったりしたらイヤじゃありませんか? …