今の社会から、目指すイメージがなかなか見つからないのではないかな。
私自身、大学生の時、働くイメージがなかなか湧かなくて、悶々とした日々を送ったこともありました。
めちゃ、恥ずかしい話だけど、大学卒業から30年近くたって、あの頃に戻れたら、絶対にこうするな、ここに着眼するなってことが、やっとわかりました。
今日は、30年前の大学生の頃の自分に捧げたい記事を書きます。
それが、皆様の生き方のお役に立てばと思っています。
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大学生で働きたくない人の選択肢は3つだった
大学生で働きたくない人の選択肢は、だいたいこの3つの選択肢しかないんじゃないかな。
・休学する、進学する
・フリーターになる
・とりあえず気になる業界の会社に就職する
よくネットや本で紹介されている、バイト先の仕事が自分に向いていて、そのまま社員になって、すごくうまくいったとか。
たまたま就職したら、そこの会社と馬が合って、仕事がうまくいったとか。
そんな話を見るけど、そんなのたまたまな成功談じゃないかな。
僕の身の回りにも、そんなラッキーな人生を送った人いなかったし、僕自身もそんな幸運な出会いなんて、なかったよ。
僕は、大学生のとき、まわりの人間とズレていて、なぜか働く気がしなかった。
決して、怠け者じゃなくて。
人一倍悩んだし、いろんな人に話を聞いてみたし、いろいろ努力した。
僕も大学生の時、働きたくなかった

お粗末な私の人生経験を書かせてもらいますね。
就職する意味がわからなかった
私が、大学4回生の時今から27年前の1993年。
その頃は、人間が欲望に狂って、働いたバブル景気というものは終わっていたが、まだまだ土地の値段は高いし、仕事も求人も溢れるほどあった時代です。
SOHOという、パソコンを使って、自宅や小さなオフィスで、仕事をするスモールオフィスホームオフィスという形態が流行っていた頃で、今流行りの派遣業もアメリカから日本に上陸した頃でした。
周りの人間は、大学を卒業したら、普通に会社に就職して、2、3年したら結婚してという人生設計を当たり前のように抱いていました。
それに対して、私は、会社に勤めて、組織の歯車になるのは嫌だな。
会社勤めの生活で、老けて行くのは嫌だな、って、なぜか、会社勤めに否定的なイメージしか出てきませんでした。
周りの学生と違った感覚を持っていたのは、なぜ、自分だけ違う感覚なのだろうって、常に自分は他人と違うんだって、そんな思いから、就職活動もなかなか捗らないでいました。
周りの学生が就職を決めてくるのに対して、就職活動が捗らない私は、挫折感に似た落ち込みを感じていました。
偉大な人の本を読んでも
周りの学生と就職することに対する意識の違いから、私は、挫折感に似た落ち込みとどうにかしなければという思いで、ビジネス界で偉業を為した方の本を漁るように読みました。
どのお偉い方も、世のため人の為にというキーワードがモチベーションになっており、世のため人の為にビジネスをしたら、大成したという内容が多かったです。
確かに、世のため人の為という意識は、素晴らしいが、私には1つの疑問が湧いて仕方がなくなりました。
それは、世のため人の為に仕事を頑張ると言いますが、資本主義だから、1つの会社が業績を伸ばせば、その分、競合会社は売り上げを落とすわけだから、それは人の為になっているのかな、という疑問がずっと気持ち悪いくらい自分の中にありました。
世のため、人の為っていうからには、あまねく広く人のためになるのなら、腑に落ちるのですが、ライバル企業は業績が落ちて、極端な話、路頭に迷う人も出るかも知れないのだから、それが、世のため人の為かって、真剣に悩んでましたね。
今思うと、ちょっと変わった学生ですね。
当時の学生としては、悩むポイントがズレてますね。
営業マンとして成功はするが・・・・
一応、なんとか大手企業に就職し、その後、転職をしたものの、なんとか営業マンとしてそこそこの年収も手に入れはしましたが、毎日に疑問が付いて回る人生でした。
若くて、身体も無理が効いていたので、なんとか、頑張れましたが、会社で仕事をして家に帰ると、なんともいえない疲労感に襲われていました。
仕事をすると、ぞっと疲れに襲われるような感じでした。
仕事で成果を上げて、休日は良く寝て疲れを取って、あとは、趣味をして終わりという生活でしたね。
なので、結婚という人生設計など、思いもつかない状態でした。
毎日の生活に疲れを感じて、その後、何度か転職を繰り返したなかで、やっとわかったことがありました。
働くとは個性を生かすこと
転職を繰り返し、疲労感と闘いながら、会社勤めをしていて、悟りえたことがありました。
それは、自分の個性に応じた仕事をする、ということです。
自分の個性が輝く仕事をしていれば、やればやるほど、個性が輝き、喜びに溢れた毎日が遅れるのではないか、ということに気づきました。
個性を生かし仕事をすること、それが、天職ですね。
天職とは、天から与えられた仕事をしている人と思いがちです。
一部の才能がある方だけのものと。
しかし、そもそも個性とは、人それぞれにあるものです。
そして、人の個性は、他の人とは違って、当然なものなのです。
自分の個性を生かす仕事をしていれば、人生は幸せに感じる時が多いことを気付きました。
個性が満たされる仕事をすれば、充実感のある毎日を送れるのは当然ですよね。
働くとは個性を生かすこと
働くとは、出世するためにするものではなくて、人より多くのお金を稼ぐものでもなくて、個性を輝かせるものだと気づきましたね。
さあ、生きていくにはお金は必要。
でも、お金のために仕事をするのではなく、個性を輝かせるために仕事をする。
そして、結果は必ずついてくる、と思えるようになりました。
友人でも、見ていて羨ましい生き方をしているなって、感じる人はその人の個性を大切にしている働き方をしている人。
いま、大学を卒業してから、30年ほど経過して、自信を持って思えるようになりました。
個性が輝く仕事に付けば、やればやるほど、自他ともに喜びを共有できて、やればやるほど、魅力ある生き方ができるものです。
働きたくない大学生がやること

働きたくない大学生が、まず着眼することを上げてみました。
個性とは何か
個性は、すべての人に備えられていて、一人一人違うものです。
双子でも、性格が違うように、興味関心も人それぞれ違ってきます。
その人その人のオリジナルなものなのです。
個性は、全員にあるものなので、その個性を咲かせることに着眼し、個性を育てる働き方をすればいいのです。
個性を生かすことをすれば、働く満足感を得ることは間違いないですし、顧客の好みが千差万別になってきている今、個性を生かすことは時代にマッチしています。
個性を生かせる仕事を探そう
働くなら、見栄えのいい仕事がいいとか、世間体がいい仕事がいいとか、格好のいい仕事がいいとか、はたまた、給料がいい仕事がいいとか、外的な理由で仕事を探すのは、やめましょう。
どうせ長続きしないし、今の若い人は、地位や名誉や財産なんて、あんまり興味ないと思うから。
それよりも、自分だけのもの、かけがえのない自分の個性を生かせる仕事、個性が輝く仕事、自分が喜べる仕事を探そう。
なんたって、自分という個性は、宇宙広しといえども、同じものは、どこにもないからです。
自分の個性が輝く、ピンとくる、自分が喜べる仕事を探そう。
個性が開花すると
個性が開花すると、喜びが伝播し広がります。
今の時代、インターネットや動画で配信すると、瞬く間に広がることもあります。
そして、個性の喜びが、喜びを生んでいきます。
誰でも、個性を生かしたいのです。
絶対に賛同する方は、現れます。
働きたくない大学生は考え方を変える

仕事について、考え方を変えると視野が広がります。
働くとは、方法と手段
働くとは、何か?
考えたことはあるでしょうか。
働くとは、生きるための方法と手段です。
例えば、地位や名誉や財産を山のように、築いても、死んだら終わりですよね。あの世まで持っていけません。
たとえ、会社でお偉いさんになっても、定年したら、ただのおじいさんです。
たとえ、世界的な名誉ある賞をとっても、とった時は、重宝されますが、数年たったら、こちらから言わない限り、ほとんどの人は忘れてますよ。
それらを考えたら、働くとは、単に生きるための方法と手段です。
気楽に考えましょう。
人生を楽しく過ごすために
生きていくためには、働かないとやっていけません。
現実、お金がないとね。
でも、お金に囚われる必要は、一切ない。
楽しく仕事をした方が、幸せに決まっている。
自分の個性が輝いて、人の役に立っていると思うと、嬉しくて仕方がない。
労働者の時代は終った
今までは、資本家と労働者の関係で成り立っていました。
資本家は、労働者から搾取するという論理で。
しかし、これからは、労働はAIロボットがしてくれます。
人間が労働をするのではなく、ロボットが労働をするのです。
いつまでも、大企業に就職して、定年まで安泰というのは、もう終わりです。
これからは個性を輝かせる時代
大学生が働きたくない理由は、自分の個性が生かせないからじゃないかな。
ゲームが好きな人は、ゲームの攻略法を動画やインターネットを使って、人にどんどん配信する。
農業が好きな人は、無農薬の有機栽培の仕方や素晴らしさやを、動画やインターネットを使って、人にどんどん配信する。
プログラミングの好きな人は、自分で開発するかたわら、プログラミングの勉強の仕方を動画やインターネットを使って、人にどんどん配信する。
自分の好きな分野で、どんどん広めていくのは楽しいし、なにより、自分を大切にする働き方。
自分を大切にする働き方に目覚めて、人生を謳歌していきましょう、