今日は、人生における決断を後悔したくない方、失敗したくない方に向けて書きました。
50歳にもなると、若い頃に今くらい知恵があれば、余計なことで悩まなくてよかったのにと感じることも多いです。
ぜひ、これからを生きる若い方に参考にして頂ければ、幸いです。
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人生の決断を後悔しないためにも

人生の決断は、後悔だけはしたくないものです。
自分で決めないと責任を負えない
自分の人生ですから、人生の決断は自分で決めたいものです。
例え、どんなに一大事と思われる決断であっても、人の意見を伺ったとしても、最終的には、自分で決めたいものです。
なぜなら、その後の人生も自分で生きていかなければならないからです。
例え、決断が凶と出ようが、誰もケツを拭いてくれません。
自分で決断するから、人生は意味のあるものになるのです。
失敗しても自分の責任
自分で決断したことが、失敗しても自分の責任です。
だから、例え失敗しても、頑張れるのです。
失敗しても、自分の責任だから、決断には慎重にもなるし、下調べや情報収集も一生懸命に取り組むのです。
どこまでリスクを背負えるか、そして成功した時のリターンはどれくらいか。
挑戦する価値のあることなのか。
時期はいつがいいのか。
いろいろと考えを廻らせるのです。
考えを廻らせるだけでも、挑戦しなくても、ビジネスセンスは身につきます。
自分で決断したので
自分が決断したことが、たとえ失敗したと思っても、自分がしたことなので頑張れます。
私が中学生のとき、親は私の体力のなさを心配してか、美術部か放送部などの文化部を勧めました。
しかし、私は陸上部に憧れていたので、陸上部に入りたいと親に言いました。
ただ、私が進学する中学校の陸上部は、近畿でも有数の陸上部で、練習のハードさは他の運動部と比べて、群を抜いてました。
長距離の駅伝においては、近畿大会で2位に入る実力校でした。
ただでさえ、ひ弱な私が、近畿でも有数の陸上部で、付いていけるか、親は心配し文化部を勧めていました。
私は、自分の意思を尊重して、陸上部に入部しました。
それからが、地獄とも思えるハードな練習の毎日でした。
毎日毎日、ヘドロを吐くぐらい走りました。
何度も何度も、倒れそうになりました。
毎日練習に付いていくのが必死でした。
何しろ、朝練で、インターバル走といったスピード練習をし、放課後は、1日12キロほどの距離を走る練習を毎日毎日、土日もなく走り込んでました。
練習についていけなかったら、先輩からのお仕置きは当たり前の時代でした。
心身ともに鍛えられる練習をひたすらこなす毎日でした。
私は、3年間なんとかやり遂げることができましたが、残念ながら、駅伝メンバーには選ばれませんでした。
しかし、中学校で3年間ハードな練習を経験したお陰で、体力はものすごくつき、仕事をハードにしても、ものともしない体力を得ることができました。
確かに中学校の3年間は、キツイ思いをしましたが、後々の人生ではスタミナが大いに役に立ちました。
自己責任は成長する
自分で決めたことは、何が何でも、やり遂げようとします。
人の意見で決めたことは、ツライこがあったり、嫌なことがあったりすると、恨み節になります。
あの人が言ったから・・・・と。
しかし、自分で決めたことで、ツライことがあったり、嫌なことがあっても、誰も恨むことができません。
自分で決めたことですので、恨む暇があったら、せっせと頑張ることにエネルギーを使います。
人生、決断できないときは

人生において、決断できない時もあります。そういうときは、コレ↓。
取り合えず見送ろう
決断できないときは、取り合えず、見送った方が無難であることが多いです。
決断できないという段階で、時に至っていない証拠です。
結婚でも、いま決断できないだけであって、付き合っている人が悪い相手という意味ではありません。
転職でも、今、転職するタイミングではないということでしょう。
家やマンションを買うかどうかでも、タイミングが今ではないのでしょう。
見送ることで、もっといい物件がでてくるかもしれません。
もしくは、別に買う必要のないものかもしれませんね。
決断できなときは、とりあえず見送りましょう。
ハードルを下げるのも
見送ると決断したときに、どうも気になる場合もありますね。
そういう時は、視点を変えることで、展開が変わるときがあります。
例えば、転職について、お話しますと、
転職するに至らないが、転職というキーワードが気になるってことありますよね。
そういう場合、ハードルを下げるのも一つの方法です。
例えば、WEB関係の会社に転職したい、と思っていたとします。
しかし、今の会社でも、辞めるほども不満もないという状況の場合です。
あえて無理をして、WEB関係の会社に転職するのではなく、WEBの学習をしてみるとか目標のハードルを下げることで、モヤモヤ感が消えることがあります。
行動に移せなくて、モヤモヤしているとき、ハードルを下げて行動してみるとスカッとすると思います。
無理な決断はダメ
転職でも、無理をするのは、いい結果を生まないことが多いですね。
面接で、オオホラを吹いて、専門知識はありますと言って、入社しても業務についていけなくては大変なことになります。
結婚でも、まだ時期が早いのに、無理に結婚してしまうと、結婚してからお互いギクシャクしたり、お互い消耗したりと、いい結果にならないことも多いですね。
結婚でも、お互い理解してからするべきです。
決断を誤らせるものとして、見栄や体裁というものがあります。
早く結婚しないと世間体が・・・・。
いい会社に就職しないと、世間体が・・・・。
見栄や世間体が、無理な決断へと煽ります。
状況が揃ってから
決断は、状況が揃ってからがいいと思います。
状況が揃っている時が、決断を実行するタイミングだと思います。
状況とは、転職の場合、専門知識や年齢的な問題、転職市場において、高く売れる時がどうか、など全体的な問題です。
結婚の場合、お互いのことを良く理解できているか、生活するのに相応しい年収か、お互いの親との関係も良好か、などです。
大方7割くらい揃ったとき、気力が十分なら、行動する時でしょう。
人生の決断を失敗しないためにも

人生に大きな影響を与える決断は、失敗はできるだけ避けたいものです。
① 情報を集めておく
情報収集はとても重要です。
転職の場合、転職先の情報収集は欠かせません。
何歳までだったら、転職OKなのか、何歳までだったら、その業界で転職でも活躍できるのか。
年収は、将来性は、など。
高価な買い物の場合、値打ちの相場はどうなるか。
新商品はどうなのか、どこで買うのが一番いいか、メンテナンスやその他の条件を含めてどうか、など。
その決断にまつわる情報を常に網羅して、集めて置く必要があります。
③ 最悪の状況を想定しておく
情報を集めて、行動する準備が揃ったら、実行する前に最悪の状況をも想定しておきましょう。
例えば、起業をする。
うまく軌道に乗らない場合、取り合えず借金するとしよう。
借金がいくらまでなら、事業を進める。
想定額を越えたら辞めて、元の業界に戻る。
そして、借金の返済も考えておく。
最悪のシナリオも考え、覚悟を決めてかかるようにしましょう。
③ 直感を働かせる
例えば、決断するのに2つの選択肢があって、迷う場合は、それぞれの情報を集め、直感を働かせましょう。
直感の働かせ方は、ザワザワしている時はよくありません。
心静かに落ち着けるときを見はからかって、静かに自分に問いかけましょう。
そのときに出た答が、自分にとってベストです。
人生の決断を怖いと感じたなら

人生の決断をするのに、何故か怖いと感じることがあります。
何故か怖いと感じる時は
いま付き合っている子と、このまま結婚するとなると、なぜかヒヤッとする。ゾクゾク、ザワザワする。
いまの会社で、この先10年勤めるとなると、なぜか怖い。
このように先を考えると、怖いと感じたことはありませんか?
災難を免れた話
私がある営業の会社に勤めていた頃、40歳台の社長で、ルックスもよく、人当たりも抜群で、経営の才覚に溢れた社長のもとで働いていました。
その社長は、私にも良くしてくれ、信頼をもおける社長でした。
ただ、ひとつ気になることがありました。
なぜか、その社長と一緒にいると、怖くてザワザワしたものが、襲ってくるのです。
それは、言い表せるようなものではありませんでした。
ハッと我にかえって、社長を見ると、いつもの温和な社長の姿かそこにありました。
それから、数年たち、私は家庭の事情でその会社を辞めることになりました。
会社を辞めてから、数年たち、その会社のことも忘れかけている頃、たまたまテレビのニュースを見ていましたら、その社長が国の助成金を悪用して、逮捕されている姿が映っているではありませんか。
正直、びっくりしました。
あの皆から尊敬され、慕われている社長が、こんなことに、と。
当時、なぜか、その社長と一緒にいると怖いと感じるものがありました。
ザワザワするものが。
不思議な体験をしました。
理由なくNOのサインが出たら
理由なく、NOのサインがでたら、やめろということです。
なぜ、こう感じるのか原理はわかりません。
俗に言う、虫の知らせ、て言うものでしょう。
このような身に感じることを大事にしていると、思わね災難から逃れることもあります。
なぜかわからないが、感じるものも大切にしたいものです。