職場でも、学校でも、果ては老人ホームでも。
人であるからには、嫌われるより、好かれたい。
若い方なら、職場でも人気者になりたいと思っている人も多いですよね。
人から好かれる人と人から嫌われる人の違いは、何なのでしょうか。
人から好かれる人には共通する3つのことがあり、2つの背景を持っていました。
そして、嫌われる人にも、共通する3つのことがありました。
人として生まれてきたからには、誰しも人から好かれたいと思っていると思いますので、私の実践法も書いておきました。
ぜひ、人から好かれる方法をマスターして、大いに充実した人生を送って頂きたいと思っています。
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人に好かれる3つの方法
私は、約50年間、半世紀生きてきて、学校や職場、得意先、コミュニティーでの活動、から人から好かれている人をつぶさに観察してきました。
いや、人から好かれる人に憧れていたからかも知れません。
私の人生の50年で、ようやく人から好かれる人には、共通する3つの特徴があることに気づきました。
①与えて与えて与える人
②人の気持ちがわかる人
③愛することができる人
では、具体的に見ていきましょう。
①与えて、与えて、与えられる人
いつも見ていて感心していたのですが、人に何かを与えられる人っていますよね。
それは、物であったり、気配りであったり。
それは、こころに残るプレゼントであったり。
それを当たり前のように。
そして見返りを求めない。
それができる人は、どこの場所でも、人から好かれていました。
当然ですよね。
心に残るプレゼントを頂いたり、気配りを頂いたら、嬉しいですよね。
なにしろ、自分がされたら嬉しいです。
それをさりげなく、できる人。
人から好かれますね。
①ギブ・ギブ・ギブができる人。
それをさりげなく、そして見返りを求めない人。

②人の気持ちがわかる人
人の気持ちがわかる人って、一緒にいるだけでホッとしますよね。
そして、人の気持ちがわかる人は、間違いなく人から好かれます。
人をまるで自分のように接するからです。
人を自分と思っているから、人をないがしろにせず、自分がされて嬉しいと感じるように接してくれます。
だから、周りから信頼され、人望も高く、慕われます。
そして、その人をつぶさに観察してみると、物も大切にしていました。
物も自分がごとくに扱っていました。
決してブランド物なんか持たずに。
でも、その人が持つと、物も安心してフィットしているかのようにでした。
②人の気持ちがわかり、自分がしてもらったら、嬉しいと感じるように接する人。

③人を愛せる人
人を愛せる人、人を理解しようとしてくれる人。
こういう人と一緒に時を共有すると、非常に有意義な時間を過ごせます。
そういう人と一緒に仕事をしたり、ひとつの目的に向かって、取り組むと不思議に一体感があります。
そのような人は、他人に愛してほしい、理解してほしいとはいいません。
愛されたいのではなく、愛したい人なのです。
人は、みな愛されたいと願っています。
でも、愛されないので、不条理に思い、ストレスをためています。
だから、人を愛せる人は、人から愛されます。
人に愛されたいなら、まず自分から人を愛することですね。
③愛されたいより、愛したい人。

人に好かれる方法 3つのNG
好かれる人に共通する3つのことがあるように、嫌われる人にも共通する3つのことがありました。
②自分の気持ちを優先する人
③愛されたい人
①欲しい欲しいの人
いつも何か欲しがっている人、何か欲をたくらんで人と接する人。
こういう人って、嫌ですね。
確実に嫌われますね。
依存的な人や何かをたくらんでいる人は、一緒にいると疲れますね。
こういう人は、敬遠されますね。
①欲しい欲しいの人。依存的な人。何かたくらんで、人と接する人。
②自分の気持ちを優先する人
対人関係において、自分の気持ちを優先する人って、嫌ですよね。
誰でも不快に感じますよね。
でも、人間って、知らずしらずの内にやってしまうのですよ。
できるだけ、注意して、自分の気持ちを優先したくないものです。
特に自分の運気が良くない時は、要注意です。
こういう時は、自分の殻に閉じこもって、まわりを見れていないことが多いです。
そういうときは、気をつけて。
自分のことばかり、まわりに押し付けていないか。
周りの人から、癌細胞な人って言われるまえに、治しましょう。
②自分の気持ちを優先して、まわりを見ていない人。
愛されたい人
愛されたい人と一緒にいると、疲れますよね。
自分ばかり愛されたいって。
でも、人間はみんな多かれ少なかれ、愛されたいって思ってますね。
度を超すと大変。
愛されたい、私を見て。
そういう人は、うざいので、嫌われてしまいますね。
③愛されたい人
人に好かれる方法 共通する背景
さて、好かれる人と嫌われる人との特徴は、どこから出来上がるのでしょうか?
なぜ、同じ人間なのに、これだけ好かれる人と嫌われる人では、これほどまで違うのだろうか、
と調査した挙句、育ちに違いがありました。
①父と母を尊敬している
②パートナーを尊敬している
父と母を尊敬している
好かれる人の共通の背景は、父と母を尊敬しているところでした。
彼らに映っている父と母は、尊敬の対象でした。
父と母も立派な方で、子供にべったりとした過保護で育てていませんでした。
ごく普通の家庭の中に、子供を独立した人として育て上げた様子に感じました。
子供の頃から、独立したように育てていますので、依存はなく、凛と育ちますので、成人して社会の荒波にもまれても、ものともせずに生きているようでした。
実は、好かれる人は、父と母が偉大な人だったのですね。
好かれる人を観察していますと、好かれる人は、裕福な家庭であっても、そうでなくても、偉大な父と母がいました。
人の人格は、子供のころの家庭で作られると言いますので、彼らの人格は子供のころに家庭で作られたのでしょうね。
①家庭に偉大な父と母がいた。

パートナーを尊敬している
人から好かれる人は、パートナーを真に尊敬していました。
あたかも、パートナーとして、尊敬し独立した人として尊重していました。
決して、ベタベタしたりせず、甘えず、尊重しあって、人生の二人三脚を一緒にイチ、ニィ、イチ、ニィと歩んでいるようでした。
別に豪華な生活をするわけでもないのに、二人で同じくイチ、ニィ、イチ、ニィと。
パートナーとして、尊重しあっていますので、呼吸は、ア・ウンのごとくでした。
家庭でも満たされているから、人の気持ちを理解できたり、人に与えることができるのでしょうね。
素敵なご夫婦でした。
②パートナーを尊敬している。

人に好かれる方法を実践した結果
やはり人間は、氏より育ちと言われるだけあって、父と母の背の姿が大きく子供の人生に影響するようです。
父が母を慈しみ、母も父を慈しみ、
そして喜びを与え合える姿を家庭内で見ていれば、人に喜びを与えることが自然にできるでしょう。
また父と母が、尊重しあっていたなら、そんな親を子が尊敬せずにいられません。
そのような家庭で育った人は、パートナーも尊敬するでしょう。
しかし、そのような家庭で育たなかった人が大半と思います。
私もそうです。
愛を与えあえる両親に育てられていなくても、自分の中で父と母の尊敬できるところを見つけて、日々感謝することはできます。
また、それほど愛情の深いパートナーで恵まれてなくても、パートナーのいることに感謝することはできます。
私は、今ある胸の中の父と母を大事にし、パートナーがいることに感謝しようとしています。
お父さん、お母さん、感謝です。
と胸の中で言い続け、そしてパートナーを尊敬しようと努力しています。
そうすると、少なからず、人気者とまではいかなくても、
嫌われることはない自分でいられます。
さぁ、そうですよね。
父と母に感謝し、パートナーを尊敬しようとしているのですから。
そうすると、なぜか自然に人に与えられることができるようになり、人の気持ちがわかるようになってきます。
そして、人を愛したくなります。
不思議です。
さぁー、皆さん、日々、父と母に感謝の想いを持ち続け、いつも父と母が見てくれているような状況を自分で作って頑張ってみましょう。
そして、パートナーと喜びを分かち合えるように努力しましょう。
必ず、その良質な思いが、人に愛を与える下地を作り、好かれる人になります。
実践していきましょう。