栄養のある食べ物を食べたらいいのは、わかっているけど。
栄養価のある食べ物って、結構値段が高いし。
でも、お腹の中の赤ちゃんにいいもの食べたいって、妊婦さんは皆さん思ってますよね。
そこで、お値段も安くて、お腹の中にいる赤ちゃんのためにいい食べ物を紹介させて頂きます。
それは、とうもろこしです。
妊婦さんにもいい栄養ありがたくさんます。
妊婦さんには、おかずにも、おやつにも食べてほしい栄養のある食べ物です。
今では、冷凍があるので年中食べることのできる食材です。
妊婦さんに嬉しい葉酸もいっぱい含まれていますよ。
では、元気な赤ちゃんを産めるように、とうもろこしでいっぱい栄養をつけましょう。
妊婦にいい栄養はコレ
とうもろこしは、お腹の赤ちゃんにとってもいい栄養があります。
とうもろこしを食べると、きっとお腹の赤ちゃんも喜びますよ。
では、数ある栄養の中で、妊婦にいい栄養素を紹介しますね。
葉酸
葉酸は、子作りには本当に大事な栄養素ですね。
ビタミンB群の一種で、細胞分裂の促進、DNAの合成や赤血球の生成など胎内の赤ちゃんに大事な栄養です。
また胎児の神経管閉鎖障害などの先天性リスクを回避できる栄養素です。
妊娠中に必要な栄養素とよく聞きますね。
実は妊活中から必要な栄養素で、男性も摂るといいと言われています。
葉酸サプリメントの飲むタイミング!男性も妊活中から考えよう
妊活中から産後の授乳期までの葉酸の必要量は、摂取しておきたいですね。
・妊活中から妊娠3か月 440μg
・妊娠4か月以上から出産まで 480μg
・産後 340μg
※1μg(マイクログラム)=0.001mg
茹でたとうもろこし一本で、葉酸132μg含まれています。
他に葉酸を多く含まれている野菜は、ほうれん草、モロヘイヤ、枝豆、ブロッコリーなどがあります。
ぜひ、妊娠中は摂っておきたい成分ですね。
ナイアシン
ナイアシンは、ビタミンB群の一種で、肌の粘膜を保護し、肌荒れを防ぐとともに美肌効果があります。
その他、こころの安定させる効果も期待できるので、妊娠中は何かと精神面が不安定になりがちです。
いくら気丈な女性でも、内心無事健康な赤ちゃんが産まれてくるかと何かと心配ですね。
妊娠うつや産後うつにならないように、しっかりナイアシンを摂りましょう。
ビタミンB6
ビタミンB6は、吐き気を軽減する働きがあります。
妊娠中のつわりは、辛いものです。
つわりのひどい妊婦さんには、ぜひ摂っておきたい栄養素です。
ビタミンC
ビタミンCは、肌や粘膜を健康に保つ美肌効果が期待できますね。
妊娠中でも、美容は気にしたいものです。
積極的に摂取したいですね。
カリウム
妊婦さんの3割の方は、むくみに悩まれていると言われています。
特に妊娠前に事務職や接客業で、それまでにむくみがちだった方に多いそうです。
カリウムは、体内の余分な塩分を排出してくれるので、むくみ解消に効果的です。
鉄
妊娠中、お母さんの体は、赤ちゃんに栄養や酸素を送るために、血液量が増加します。
血液が増えることで、その分赤血球を作り出す鉄分の需要が高まり、お母さんの体は鉄分が不足しやすい状態になり、妊娠中は貧血になりやすいのです。
とうもろこしは、鉄も含んでいるので、妊婦さんには最適ですね。
銅
貧血になりやすい妊娠中に、体内での鉄の働きを補助するのが銅の役割です。
とうもろこしには、バランスよく貧血対策の栄養素が含まれています。
モリブデン
モリブデンは、聞きなれない栄養素かも知れませんが、肝臓や腎臓に多く存在して、有害物質を分解する酵素の成分として、微量ですが必要なミネラル成分です。
鉄分の働きを高め、造血に関わるため、貧血を起こしやすい妊娠時には、必要な栄養素です。
以上が妊婦さんに良い、とうもろこしの成分です。
たくさんありますね。
お腹の中の赤ちゃんのためにも、ぜひ妊娠中は、とうもろこしで栄養補給したいものですね。

他にもある体にいい栄養
他にも体にいい栄養素があるのが、とうもろこしのいいところです。
他のいい栄養素を紹介します。
ビタミンB2 パントテン酸
マグネシウム 食物繊維
炭水化物
とうもろこしは、栄養素が多いので夏野菜に分類されますが、本当は穀物で米、小麦に並ぶ世界三大穀物のひとつです。
炭水化物が豊富なので、主食でとうもろこしを食べる国もあります。
痩せ気味で悩んでいる人や体力を多く使う人のエネルギー補給に最適な食材です。
食物繊維
とうもろこしは、不溶性食物繊維のセルロースが含まれています。
不溶性食物繊維は、コレステロールの吸収を抑えたり、排泄を促してくれるので便通がよくなります。
便秘気味な方には、最適な食材ですね。
ただ、食べ過ぎると、逆に下痢気味になるかも。
その辺は、バランスを考えて食べましょう。
亜鉛
体には重要な働きを持つ酵素があります。
消化酵素や代謝酵素というものです。
その酵素の働きを補助する補酵素というものあり、亜鉛は補酵素としての役割を担っています。
また細胞の生成にも関係する重要なミネラルです。
妊婦さんだけでなく、健康に必要な栄養素が含まれていますね。
冷凍や缶詰のとうもろこしの栄養はどう?
夏になるとスーパーの店頭の夏野菜のコーナーに並ぶとうもころこしですが、生のとうもこしは年中手に入らないですね。
でも冷凍や缶詰のとうもろこしは、年中手に入ります。
ところで、冷凍や缶詰のとうもろこしも栄養はあるのでしょうか?
栄養成分を冷凍と缶詰で比べてみると
冷凍のとうもろこし
ナトリウム 1mg
カリウム 260mg
マグネシウム 24mg
葉酸 67mg
缶詰のとうもろこし
ナトリウム 210mg
カリウム 130mg
マグネシウム 12mg
葉酸 18mg
冷凍のとうもろこしには、妊婦さんに必要な葉酸やむくみ防止のカリウムが多く含まれていますが、缶詰になるとやや栄養素が減少してしまいます。
夏以外の季節は、冷凍のとうもろこしを食べましょう。

お勧めのレシピ
妊婦さんにとって非常にいい栄養があるとうもろこし。
妊婦さんだけでないですね。
健康にいい優れた食材です。
美味しい美味しいとうもろこしのレシピを紹介します。
ぜひ、おかずに取り入れて下さい。
とうもろこしのバター醤油唐揚げ
片栗粉 少々
サラダ油
バター 15g
砂糖 小さじ2杯
しょうゆ 大さじ2杯
手順 ①とうもろこし一本のヘタを包丁で切ります。
②レンジ600Wで3分チンします。
③冷めたらとうもろこしを皮から身を取り出します。
④包丁で食べやすい大きさにカットします。
⑤片栗粉をまぶします。
⑥サラダ油170℃に3~5分程度揚げます。
⑦お鍋にバター15g、砂糖小さじ2杯、しょうゆ大さじ2杯で煮絡めます。
⑧お皿にうつして出来上がり♪
結構美味しく出来ます。
ぜひ、動画を見ながら作ってみて下さい。
とうもろこしのサンドイッチ
コーンのつぶつぶした食感が美味しく、朝食にもお昼にもおやつにも最適なレシピです。
卵 4個
塩こしょう 少々
砂糖 大さじ1杯
牛乳 70cc
サラダ油
サンドイッチ用の食パン
枯らしマヨネーズ 少々
手順 ①加熱したとうもろこしを小さめにカットします。
②ボウルに卵4個、塩こしょう少々、砂糖大さじ1杯、牛乳70ccを入れてかき混ぜます。
③小さく刻んだとうもろこしをボウルに入れて、かき混ぜます。
④小さめのフライパンにサラダ油をしき、ボウルの中の具を入れます。
⑤卵焼きのようにロールします。
⑥サンドイッチ用の食パンにからしマヨネーズを塗ります。
⑦とうもろこし入りの卵焼きをサンドイッチ用のパンにはさみ、食べやすい大きさに包丁でカットして出来上がり♪
美味しいとうもろこしのサンドイッチが出来上がります。
ピクニックにも持っていきたい一品ですね。
とうもろこしの豆知識
とうもろこしの栄養とレシピのご紹介の後に、とうもろこしの豆知識を紹介しますね。
とうもろこしとは、栄養価も高く成分も豊富で夏野菜と思われていますが、イネ科の植物で分類は穀物です。
米・小麦と合わせて、世界三大穀物に挙げられ、主食として食べる国も多くあります。
妊婦の栄養補給や乳児・幼児の離乳食としても重宝されています。
冷凍や缶詰もあり、いろいろな料理やレシピもあり、一年中楽しめる食材です。
とうもろこしの名前の由来は、日本には元々黍(きび)と呼ばれるもちもちとした食感のもろこしがありました。
有名なきび団子に使われたのは、もろこしと言われています。
とうもろこしは、安土桃山時代に今の中国の唐の国から来たもろこしに似たものということで、とうもろこしと呼ばれるようになりました。
今でも、「とうきび」や「きび」という地域もあります。
安土桃山時代でも、とうもろこしは妊婦に人気のある食材だったのでしょうかね。

終わりに
妊婦さんにとって、お腹の子供のために食べる物には気を使いますね。
いくら栄養があっても、値段が高ければ手に入らないし。
そこで、とうもろこしは、比較的安価で手に入りやすく、栄養も抜群の食べ物なんです。
しかも、冷凍があるので、夏以外でも年中手に入ります。
妊婦さんでなくても、健康にいい栄養素いっぱいなので、ぜひ、とうもろこしを活用しましょう。