苗木を学校から持って帰ってきて、それを夏休み中に育てるというものですね。
そして夏休み中で、朝顔の花が咲いた日にはプリントにチェックを入れるようになっていますね。
朝顔が咲いた分だけ、色鉛筆で塗りつぶすようになっているかも知れません。
そのため、子供たちは毎朝朝顔が咲いているか、夏休み中朝顔をチェックしますね。
なんか微笑ましいですね。
朝顔の花は、うっすらと朝日がさす夜明け前に咲きます。
子供が寝ているときに咲いているのですよ。
毎朝、朝顔の花を見て、プリントに色で塗りつぶしますね。
もう間もなく咲きそうな花の開花を見るのは、ワクワクしますね。
そうやって、子供たちは命の尊さを朝顔の育成から学びますね。
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朝顔の鉢を持って帰ってきたら
夏休み前に小学生の子供が、学校から朝顔の鉢植えを持って帰ってきたら、鉢植えの状態を確認しましょう。
土が減っていたら、たっぷりの土を入れましょう。
鉢の中で、根がパンパンになっていたら、一回り大きな鉢かプランターに入れ替えましょう。
朝顔の鉢植えを小学校から持って帰ってきたら、肥料を与えているか確認しましょう。
よく肥料を与えておらず、葉の色が黄色になっていたり、葉の色が薄くなっていたら大変!
これは、肥料不足による栄養不足です。
すぐに肥料を与えましょう。
固形の肥料を一株に付き、5粒ほど朝顔の土の上に置きましょう。
(与える分量は、肥料袋に記載されている量の通りに与えて下さい。)
肥料は、液体タイプや刺すタイプのものもありますが、固形の肥料だとだいたい1か月ほど持ちますので、ちょうど夏休み期間中もちますので便利です。
葉が病気になっていたり、枯れていたら、引っこ抜きましょう。
アブラムシなどの害虫が付いていたら、まずは市販されている殺虫剤を撒きましょう。
まず先に朝顔の健康状態をよくチェックして、長い夏休みに立派に育ってもらうことが肝要です。
では、朝顔を夏休み中にいっぱいの花が咲く手順を説明しますね。

置き場所について
朝顔は、お日さんが非常に大好きな花です。
午前中によく日があたり、風通しのいい場所がいいですね。
風通しが悪いとアブラムシなどの害虫が付きやすくなります。
せっかくの朝顔が、害虫の餌食になったら可愛そうですので、風通しの良い場所を選びましょうね。
またアスファルトやコンクリートの上は、日中必要以上に温度が上がってしまうので、日当たりが良く、風通しのよい地面の上にしましょう。
夜外灯のあたるところにはおかないことです。
朝顔は、日中の日照時間が短くなってきたと感知したときに花を咲かせる性質です。
夏至を境に日中の長さが短くなってきます。
朝顔の種類にもよりますが、その頃から花をつけ始めます。
夜の外灯の光があたる場所におくと、朝顔は日が長いなって判断します。
そうなると、朝顔の葉ばっかり生い茂って、花をつけません。
そうなると大変ですよね。
夏休みの課題の観察ノートに花が咲きましたと、色を塗りつぶせませんね。
午前中に日がよく当たり、風通しの良い場所にすること。
夜外灯の明かりを浴びないところにすること。
水やりについて
水は、植物にとって生育に必要なものです。
だからといって、与えすぎもよくないですね。
水を与えすぎると根腐れを起こしてしまいます。
コツとして、土の表面が乾いていたら、水を与えるサインです。
午前中に土の表面が乾いているのを確認したら、鉢の底から水が溢れるまでたっぷり与えましょう。
水やりは、午前中に行います。
日中に行うと土の温度が急激に下がり、朝顔はショックを受け弱ってしまいますので、午前中に行いましょう。
夕方になって、葉が垂れ下がっているときは、太陽が沈みかけるときに水を与えてあげましょう。

害虫退治について
朝顔の害虫と言えば、アブラムシです。
時期は、双葉が開くころになると、どこからともなくアブラムシが飛んできます。
いやーなことにアブラムシは、朝顔の茎や新芽に取り付いて、汁を吸い弱らせます。
アブラムシが発生したら、薬剤を撒いて対処します。
ユニークな対処法としては、牛乳をスプレーに入れて撒くという方法もあります。
ちょっとおもしろいやり方なので、夏休みの観察日記に書けるいい方法と思います。
やり方は、100円ショップのスプレーに牛乳を薄めずに入れます。
牛乳スプレーをアブラムシめがけて噴射します。
そうすると、牛乳の膜でアブラムシが包まれます。
そうなれば、しめたものです。
アブラムシは、牛乳の膜で呼吸が出来なくなり窒息します。
おもしろい方法でしょう。
この方法でアブラムシを駆除すると、観察日記に「今日は、牛乳でアブラムシを退治しました。」って書けますね。
小学校の先生も思わず、二重丸付けてしまいますよ。
牛乳がしっかり乾いたら、水で朝顔を流してあげましょうね。
もう一つユニークな予防法があります。
アブラムシは、黄色の色に引き寄せられるため、コーヒーの瓶に黄色の色で巻き、コーヒーの瓶に水を入れて置きます。
よく100円ショップにおいてあるクリアファイルに黄色のものがあるでしょ。
それをハサミで切って、コーヒーの瓶に巻き付けると簡単にできますよ。
一番いいのは、100円ショップで黄色のバケツがあればいいのですが、黄色のバケツがあれば、それに水を入れて、朝顔の鉢の横においておきます。
そうすると、朝顔によってきたアブラムシが、黄色に引き寄せられて、瓶の中かバケツの水の中に溺れてくれます。
その様子を絵に書いて、観察日記に書いて提出すれば、小学校の先生から二重丸貰えそうですね。
花を咲かせるために必要なこと
小学校の夏休みの課題では、朝顔の花を咲かせないと意味がないですよね。
朝顔が順調に育ち、つぼみをつけてくれると、何色の花が咲くかワクワクしますね。
〇月〇日 今日は、つぼみがつきました。
何色の花が咲くか楽しみです。
早く咲いてほしいです。
こんな感想を書けますね。
綺麗な花が咲いたら、押し花も楽しめますね。
では、綺麗な花を咲かせる手順を書いていきますね。
摘心を行う
花をいっぱい咲かせる朝顔にするためには、摘心という作業を行う必要がありますね。
摘心とは、頂芽をカットして脇芽が伸びるようにすることです。
そうすることによって、花が多くつくようになって、綺麗な朝顔を楽しめますね。
やり方は、本葉が7~8枚になったら、下から5枚目の本葉の下から蔓をカットします。
そうすることで、脇芽が出てきて花を多く咲かせます。
動画も用意したので、ご覧になって下さい。
2回目の摘心は、1回目の摘心を行ったところから、脇芽が出てきます。
その脇芽から本葉が7枚目の頃に、下から5枚目をカットします。
同じ要領で3回目の摘心も行っていきます。
開花の様子を見よう
このように育てていくと、確実につぼみを付けてくれます。
楽しみですね。
朝顔の花がいくつ咲くのでしょうか。
朝顔の花は、夜明け前の暗闇のころに咲き始めます。
ですので、花が開くのを見たければ、3時か4時に起きておかなければなりません。
それは大変ですので、一工夫をして花を咲く過程と観察して楽しみましょう。
次の日に咲きそうなつぼみを見つけて、紙を丸めて筒状にしたものを作って、つぼみの上にかぶせます。
次の日の日中に筒を外すと、花の咲く様子を観察できます。
これも観察日記に花が開く様子を書けば、先生の評価大ですね。

朝顔の観察日記の書き方
夏休みの課題ですので、毎日観察日記を書きましょう。
・花
・葉
・茎
花については、つぼみがついてから、どんな様子で花がついたか。
つぼみの色と花の色は同じか。
つぼみの大きさと花の大きさとの関係は。
筒状の紙をつぼみにかぶせて、日中にとのかぶせをとって、日中に花が咲く様子を
克明に記してみるとか。
咲いた花の個数は。
葉については、葉の大きさ、葉の形、葉の色や肥料を与えた後の葉の色の変化等を書いてみる。
茎については、脇芽や新芽の生え方など書くとよいでしょう。
また茎をよく見ると毛が生えていますね。
その毛の様子なども書いてみるといいと思います。
先生に毎日朝顔を見て観察していた成果を観察日記で発表しましょう。

まとめ
小学生の夏休みの課題の朝顔の観察日記。
子供が、学校から朝顔を持って帰ってきたら、子供に任せっきりにしてしまうと、どうしても枯らせてしまいます。
小学校の先生には、内緒で親が手伝ってあげましょう。
朝顔の栽培は、置き場所・水やり・肥料・害虫胎児・摘心をきちんとすれば、もともと丈夫な花なので、綺麗な花をいっぱい咲かせてくれます。
朝顔の観察日記の書き方も工夫が必要です。
花・葉・茎をテーマに書きましょう。
では、楽しい夏休みを朝顔の栽培とともに、いい夏の思い出を作ってあげましょう。
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