ひな祭りに、お花見に、レジャーに合う和菓子ですね。
桜餅には2種類あって、関東で主流のクレープ状の長命寺。
関西で主流のつぶ状の道明寺。
今日は、関西で主流の道明寺の桜餅の作り方をご紹介します。
粘り気のあるモチモチとした食感を楽しみましょう。
作り方も簡単。
材料も少ないので楽ちん。
調理時間も一時間ほど。
簡単に美味しく作れるので、ルンルン気分で作ってみては。
道明寺の桜餅とは
道明寺粉を用いて作る桜餅です。
モチ米を蒸して、乾燥させ細かく切ったもので、お餅を作り桜の葉で包む桜餅です。
出来上がりに粒々とした食感があるのが特徴です。
お口に入れたときのツブツブ感がたまらないのが、美味しさの秘訣です。
道明寺の粉で作った桜餅が、関西風です。

道明寺の桜餅の材料(10個分)
道明寺の桜餅を10個作る材料は、下の通りです。(桜餅1個あたり、道明寺粉は10~12g)
・砂糖 大さじ2杯
・水 200cc~240cc
・あん 150g(15g×10個)
・桜の葉を塩漬けにしたもの 10枚
道明寺の桜餅の作り方・レシピ
美味しい美味しい道明寺の桜餅の作り方をご紹介しますね。
作り方は、いたって簡単!
レンジでできるので、楽ちん!
さぁー作りましょう。
では、簡単に作り方がわかる動画を用意したので、ご覧になって下さい。
いかがですか?
簡単でしょう。
手順を書いておきますね。
2、桜の葉を10枚水に浸したら、かるく水気を切ります。
3、水に紅麹パウダーを加え、道明寺粉を混ぜます。
4、ラップでくるんで、電子レンジで5分間加熱します。
5、加熱が終わったら、10分間蒸らします。
6、砂糖と塩を加え、よく混ぜます。
7、混ぜたらラップに広げ、円柱状にします。
8、生地を10等分にします。
9、生地を平たく伸ばし、丸めたあんこを包みます。
10、桜の葉に包んで、出来上がり。
小さなお子さんは、喜ばれると思いますよ。
道明寺の桜餅の由来
美味しい道明寺の桜餅を召し上がる前に、由来について勉強しておきましょう。道明寺の桜餅の由来は、昔々の戦国時代、豊臣秀吉が天下を治めていた頃、大阪のお寺の道明寺では、神前に供えた餅米を使って、糒(ほしい)という武士の常備食を作っていました。
この糒は、豊臣秀吉からお礼状を受けるくらい重宝され「道明寺」と呼ばれていました。
この「道明寺」を砕いたものが、「道明寺粉」です。
その武士の常備食を粉にしたので、餅を作ったことが始まりだったのですね。
「道明寺粉」は、桜餅や和菓子の材料だけでなく、京料理にも使われているほどです。

さいごに
桜餅は、春の楽しみな和菓子です。
日本には、季節ごとに楽しめる食べ物がありますね。
道明寺の桜餅は、粒々とした食感がよく、人気のある和菓子です。
作り方も簡単です。
桜餅の甘さを味わいながら、春の季節を楽しんでみては。
関連記事
長命寺と言えば桜餅!ところで賞味期限は?
長命寺の桜餅の食べ方!葉は食べるの、葉の由来は、何のためにあるの?
道明寺の桜餅の違いは?長命寺と比べて徹底比較!
桜餅の葉っぱを食べる割合はどれくらい?
柏餅の葉っぱの意味は何?実は子供と親の切実な願いが込められていた!