だって、重曹って掃除に使うものでしょ。
それでうがいするなんて、信じられないってウチの娘も言ってました。
でも最近、重曹でうがいするといいと歯医者さんもよく勧めています。
ほんとに大丈夫かなぁー?って。
内心思いますよね。
そんなわけで実際に重曹でうがいをしてみました。
そして重曹のうがいについて、まとめてみました。
重曹のうがいでのデメリットから見ていきましょう。
大切なお体のことでので、大変なことになってからでは、遅いですからね。
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重曹でのうがいの3つのデメリット
まず重曹でうがいをする際の3つのデメリットについて書きますね。
この3つを押さえておけば大丈夫です。
塩分の取りすぎに注意
重曹を実際に舐めてみるとよくわかりますが、かなりしょっぱいです。
重曹は、炭酸水素ナトリウムといい、塩の仲間です。
ですので、虫歯予防や口臭予防になるといって、頻繁に重曹うがいをすると塩の取りすぎになってしまいます。
高血圧の方や腎臓病の方など、塩分を控えなければならない方は、重曹うがいはやめておいた方がいいでしょう。
また、そういった病気でない健康な方でも、塩分の取りすぎにならないように、後で紹介しますが、濃度も濃すぎないように注意する必要があります。
適度な濃度で、一日に3回程度のうがいでしたら、大丈夫です。
研磨力が強い
重曹は研磨力が強いのです。
よく掃除で重曹を使いますね。
それは油汚れなどを重曹の研磨力でそぎ落とすのですね。
重曹水でうがいをすると、歯の表面に付いた汚れを落としてくれます。
ただ気を付けなければならないのは、重曹を直接歯ブラシにのせて、磨くのはよくありません。
歯のエナメル質が削られてしまいます。
重曹は、研磨力が強いので、後で紹介する濃度を気を付けてうがいをしましょう。

歯茎や口の中の粘膜を傷つける恐れがある
あくまで過度にまた重曹水の濃度が高い場合ですが、歯茎や口の中の粘膜を刺激が強すぎて傷付けることがあります。
重曹には消炎作用がありますので、過度や濃度が高い場合に炎症を引き起こしてしまうのですね。
重曹水の作り方で紹介する濃度に気を付けることと回数は一日3回程度にしておきましょう。
デメリットのまとめ
重曹水でのうがいでデメリットや気を付けることをまとました。
・研磨力も強いので、歯磨き粉替わりに使うのも厳禁です。
・重曹には消炎効果がありますので、濃度に気を付けてましょう。
・回数も一日3回ほどで行いましょう。

重曹水の作り方とやり方
重曹でうがいをするデメリットを把握したら、重曹水の作り方を勉強しておきましょう。
重曹水の作り方
・食用の重曹を使う。
スーパーやドラッグストアーで、値段もお安く数百円で売っています。
決して、工業用や掃除用ではなく食用のものを購入すること。
・水の入った500ミリリットルのペットボトルを用意する。
・小さなスプーンに重曹一杯、約3gを500ミリリットルの水の入ったペットボトルに混ぜる。
うがいのやり方
・ガラガラうがいではなく、ブクブクうがいをする。
・口の中全体に行き渡るようにうがいをする。
・回数は一日3回程度にしておく。
簡単にできるでしょ。
お値段もかからないし。
動画も用意しましたので、ぜひご覧になって下さい。
重曹の濃度と回数を気をつければ、デメリットは大丈夫ですね。
くれぐれもうがいをしている時に、誤って飲み込まないように注意しましょう。
重曹は塩分が多いので、飲み込むと大変なことになりますよ。
では、次は重曹でのうがいのメリットを見ていきましょう。
重曹でのうがいのメリット
・虫歯予防
虫歯は食べ物の糖分が酸を作り、歯を溶かすことにより、虫歯は作られます。
重曹水はアルカリ性なので、食後に重曹でうがいをすることによって、酸性に傾いた口中を中和に向かわせる働きがあります。
その効果により、虫歯予防が期待できます。
・口臭改善予防
口臭って気になりますよね。
簡単に予防できるのでしたら、エチケットとして取り入れたいですよね。
口臭は虫歯同様に、口中が酸性になることで起こります。
よく虫歯があるとき、口臭が気になるでしょ。
その原理ですね。
食後に重曹でうがいをすると、酸性の口中が中和になりますので、虫歯予防と口臭予防の両方を期待できます。
重曹水のペットボトルと鞄の中に用意して、食後にそっとうがいしたいものですね。
・歯が白くなる
食べ物を噛むことで、歯についた着色汚れを重曹の研磨力で綺麗にする効果が期待できます。
いわゆるホワイトニングです。
手軽にホワイトニングができるのが、重曹うがいのメリットです。
ただ重曹の研磨力が強いので、歯ブラシに直接塗り付けて、歯を磨くのはやめましょう。
歯と歯茎を傷付けてしまします。
うがいだけにしておきましょう。
・口内炎の症状
重曹は消炎効果がありますので、口内炎がある場合は治癒が期待できます。
軽い口内炎でしたら、治ってしまうかも知れません。
実際に私は、軽い口内炎でしたので、治ってしまいました。
でも重曹濃度がきつすぎたり、回数が多すぎたりすると、逆に悪化することも考えられるため、規定の濃度で回数も3回程度から様子を見てきましょう。
もし万が一悪化するような場合は、重曹でうがいをすることを控えて、歯科医に相談しましょう。

私も試してみました
私は、血圧も正常で腎臓も病気でないため、重曹の濃度だけ気を付けて試してみました。
一日3回重曹水で食後にうがいをしてみました。
一日目
思っていた以上に結構、しょっぱかったです。
塩分取りすぎにならないように、重曹水でうがいをしてから、もう一度水でうがいをしました。
口の中がさっぱりした感じが印象的でした。
歯と歯茎は、普段から注意してよく手入れをしていますので、別に変化は感じなかったのですが、頬っぺたの方の口中が少しヒリヒリした感じがありました。
二日目
しょっぱさにも慣れたのか、うがいをした後の、口中のさっぱりした感じが気に入りました。
ただ、頬っぺたの方の口中のヒリヒリした感じはまだあります。
三日目
直観的にも、続けていくといいと感じました。
なにしろ、さっぱりした感じは気持ちいいです。
口中の粘膜のヒリヒリした感じもなくなりました。
おそらく知らないうちに、軽い口内炎の炎症があったんだと思います。
外出時も重曹のペットボトルを用意して、食後にうがいすることを今後も続けたいと思いました。

まとめ
重曹でのうがいは、メリットも多くおお勧めできるものですが、デメリットもあるので押さえておきましょう。
・重曹は塩分が多いので、高血圧の方や腎層に病を持っている方、塩分を控えないといけない方は、厳禁です。
・研磨力も強いので、重曹を歯磨き粉替わりに使うのはやめましょう。
歯のエナメル質がなくなってしまいます。
・重曹水の濃度にも気を付けましょう。
重曹は消炎効果が強く、口内や喉に炎症を起こす恐れがあります。
・回数も一日3回程度にしましょう。
デメリットさえしっかり押さえておけば、重曹でのうがいは、虫歯予防や口臭予防になりますので、いいものですよ。
さっぱりした感じがしますので、私も続けていきたいと思いました。
気を付けることを守って、しっかり重曹うがいで口内をケアしましょう。