「柿が赤くなれば、医者が青くなる」と言われるほど、柿には栄養素がいっぱいです。
さらに干し柿にすると、栄養素はもっとすごいんです。
食物繊維は約9倍も増えるのですよ。
それは、ごぼうよりも多いのです。
これなら、便秘もスッキリ解消しますね。
私の家族も、干し柿でスッキリ便秘解消してましたよ。
他には、栄養豊富な柿を干し柿にすることで、ビタミンAは2倍に、βーカロテンは3倍に増えるんですよ。
あとまだまだ、干し柿にもタンニンとカリウムが含まれています。
便秘もスッキリし、効能満点の干し柿です。
でも、ちょっと気をつけたいこともありますので、最後まで読んで下さいね。
では、干し柿の効能で便秘をスッキリ解消しましょう。
干し柿で便秘解消
干し柿を食べると便秘が解消するのですよ。何と言っても食物繊維の量が、ものすごいのです。
ごぼうよりも多いのですよ。
私の母も、便秘になったら、干し柿をよくて食べてました。
いつも解消していましたよ。
生柿なら100gで食物繊維1.6gです。
干し柿にすると100gで食物繊維14gになります。
約9倍も食物繊維が増えるのですね。
これはありがたいですね。
ちなみに、一日の食物繊維の必要量は、成人男性で20g、成人女性で18gです。
干し柿を2個食べれば、もう必要量を越えますね。

頑固な便秘の方には
あるテレビ番組でしていたのですが、干し柿にオリーブオイルをかけることで、便秘が解消する効果がアップするというのです。干し柿って、日本独特のもので、それにオリーブオイルをかけるって、なんか意外と感じられると思いますので、効能を検証してみましょう。
オリーブオイルの中には、オレイン酸というものがあります。
このオレイン酸が、腸の蠕動運動を盛んにしてくれるのです。
これでしたら効果ありますね。
干し柿の豊富な食物繊維に、腸の蠕動運動が加わるですから。
お勧めの食べ方は、干し柿1個にスプーン1杯のオリーブオイルをかけます。
私も試しましたが、美味しかったです。
おやつやお腹が減ったときにバッチリ、お腹を満たしてくれます。
ちょっとしたスイーツですね。
実際にジョブチューンというテレビ番組では、9人中8人の方が結果を出していました。
これはすごい結果だと思いますよ。

気を付けたいこと
これだけすこぶる効果がある干し柿ですが、気を付けたいことがあります。
それは食べ過ぎです。
便秘にいいからと言って食べ過ぎると、逆に便秘を悪化させる結果になりかねません。
その訳は柿には、タンニンという栄養素が含まれています。
柿を食べると少し渋みや苦みを感じますね。
それがタンニンなんです。
タンニンは、ポリフェノールの一種で抗酸化作用があり、血中コレステロールを下げたり、生活習慣病を予防してくれる非常にいい栄養素なんですが、収れん作用があるため、取りすぎると腸の働きを悪くして、便秘を起こすこともあります。
タンニンを取りすぎにならない程度の2個までにしておきましょう。
まとめ
柿は干し柿にすると、食物繊維が9倍に増えます。食物繊維の量は、ゴボウよりも多いのです。
ですので、干し柿は便秘解消に最適な食材です。
でも、干し柿の栄養素の一つのタンニンを取りすぎないために、分量は2個までにしておきましょう。
スプーン一杯のオリーブオイルをかけて食べるとさらに効果があります。
ジョブチューンというテレビ番組でも9人中8人が結果が出たというのですから驚きの効能です。
ひどい便秘で悩まれている方は、試す価値大いにあり!ですね。
美容にも嬉しい効能
干し柿は、便秘にすごい結果が期待できるだけでなく、美容にも嬉しい効果が期待できます。
干し柿には、美容にいいタンニンとカリウムが含まれています。
・タンニンは、シミやくすみの原因となるメラニン色素を抑制してくれ、美白効果や皮膚の保護に役立ちます。
・カリウムは、余分な水分を排出してくいれますので、むくみの解消に役立ちます。
女性には、嬉しい効能ですね。

干し柿の作り方
生柿を干し柿にするだけで、栄養素が抜群に増えるのでしたら、作ってみたいですね。
意外と簡単にできるのですよ。
作り方をご紹介しますね。
①皮をむきます。
②ヘタの部分をヒモで結びます。
③お湯に5秒ほどつけます。
そすすることでカビがつきにくくなります。
④3週間ほど干せば出来上がります。
干している間に、何度か干している柿を揉むと柔らかくなります。
実際に干し柿を作っている動画も用意しましたので、ぜひご覧になって下さい。
動画をご覧いただくとよくわかるでしょう。
ホント簡単に作れますね。
干し柿と言えば
私の実家のある田舎では、秋になると農家の大きな庭には、物干しや納屋に干し柿が干されてました。
私の思い出では、秋になると縁側で、祖母と干し柿とお茶を飲みながら、いろいろ話をしていたのを覚えています。
目の前には、稲刈りが終わった田んぼに秋トンボが飛んでいた光景が思い浮かびます。
田舎ならではの楽しみ方ですね。
干し柿には、βーカロテンやビタミンAも豊富に含んでいるため、風邪やインフルエンザの予防にもなります。
βーカロテンは体内でビタミンAに変換され、活性酸素を抑えたり、皮膚や粘膜の細胞を正常に保ちますので、呼吸器を丈夫にして風邪やインフルエンザを防ぐ働きもあります。
農家では、稲刈りの重労働を終えた秋には、干し柿を食べて冬を元気に乗り切る知恵だったのですね。
やはり季節ものを頂くというのは、いいですね。

さいごに
生柿を干し柿にすると、栄養素が大幅に増えるのは有難いことです。ビタミンAは2倍に、βーカロテンは3倍に、食物繊維は9倍に増えるなんて驚きですね。
これだけの食物繊維があるので、便秘にいい効果が期待出来ますよ。
さらに頑固な便秘の方は、スプーン一杯のオリーブオイルをかけて食べましょう。
干し柿作りも簡単に家庭でも出来るので、ぜひ作ってみましょう。
便秘だけでなく、風邪・インフルエンザの予防にもなりますので、来るべき冬に向けて、栄養をしっかり取りたいものですね。
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