秋の代表花で、和名で「秋桜」と書きます。
丈夫で育てやすく美しい花です。
コスモスは秋の風物詩で、見ているだけで癒されますね。
発芽しやすく、特別な肥料も必要ないので、生長させるにはそう難しくはないのですが、綺麗な花を咲かせるには、ひとつだけコツがあります。
コスモスを綺麗に咲かせるには、摘心という園芸作業をしなければならないのですよ。
摘心とは、簡単に言うと間引くことですね。
でも、摘心にはちょっとしたコツがあります。
今日は、本当に綺麗なコスモスの花を楽しめる育て方と摘心のコツについて書いて生きます。
綺麗なコスモスを咲かせて、秋を楽しみましょう。
摘心とは
摘心とは、植物を育てる手入れの一つで、ひとつの苗から枝数を増やして、花もいっぱい咲かせる作業です。苗のうちに摘心をすることによって、茎が縦ではなく横に成長しますので、枝数が増えてわき芽からたくさんの花が咲くのですよ。
園芸に摘心という一工夫することによって、たくさんのお花を楽しめる大事な作業なんです。
でも、実際にどうやったらいいのかなぁと思われますよね。
安心してください。
実際にお花屋さんが、レクチャーしてくれる分かりやすい動画を用意しましたので、ぜひご覧になってください。
実際に枝を切った様子も動画になってましたので、わかりやすかったと思います。
お花を楽しむのに欠かせない作業です。
この要領でいっぱいの花を咲かせたいですね。
コスモスの摘心のやり方
コスモスの摘心は、本葉が6枚から8枚ほど出たときに行いましょう。茎の先端を摘んでわき芽を増やします。
摘心後に育ってきたわき芽も摘むことによって、横サイドにボリュームのある花をいっぱい咲かせるコスモスに育てることができます。
摘心を行うことでコスモスをお好みの姿に育てることができるのが、楽しいところですね。
コスモスの育て方
コスモスは、春巻き一年草の花です。種は、3月下旬から7月に種蒔きをします。
気温が15度以上になると発芽します。
日当たりと風通し、水はけのいい場所で育ててあげれば、特別な肥料も必要なく、たまに水やりをする程度で育ちます。
茎が伸びてきたら、摘心をしてあげることです。
鉢植えを購入した場合は、かぶもとに注意してあげて下さい。
鉢植えの場合は、綺麗な花をいっぱい咲かせるコツがあります。
・鉢の中で根がパンパンに張っていたら、大きな鉢に変えましょう。
・鉢を変える際、根はそのままにして植え替えましょう。
鉢の植え替えを実際にレクチャーしているお花屋さんの動画もご用意しました。
ぜひご覧になって下さい。
動画で説明していたように根っこを大事にしてあげると、鉢植えやプランターでも綺麗な花を咲かせてくれることでしょう。
注意すること
コスモスは、他の植物に比べて比較的簡単に育てることができる花ですが、ひとつだけ注意することがあります。コスモスは、秋に花を咲かせる植物なので、夜の時間が長くなることで花を咲かせます。
ところが、コスモスを夜間に街灯の光が当たるような場所で育ててしまうと、せっかく手入れをしていても、花を咲かせることができません。
夜は、月あかりだけの場所を選んであげて下さい。
病気について
コスモスが病気になってしまう理由は、水をやりすぎることです。南米のメキシコが原産の植物ですので、乾燥を好みます。
あまり世話をしすぎないようにしましょう。
気を付けたいことは主に2つです。
・水はけがいい状態にしてあげる

害虫について
コスモスの茎や葉の裏にアブラムシがつくことがあります。アブラムシを見つけたら、取ってあげましょう。
頻繁につくようでしたら、害虫駆除の殺虫剤を散布してあげてください。
アブラムシ予防は、できるだけ風通しのいい場所を選んであげることです。
まとめ
秋の風物詩のコスモスは、綺麗な花を咲かして私たちを楽しませてくれます。丈夫な花ですので、比較的簡単に栽培できるのが、嬉しいところです。
摘心も慣れてくると、イメージどおりに育てることができるので栽培の楽しみになります。
コスモスの花をいっぱい咲かせて秋を楽しみましょう。
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